明けましておめでとうございます
2012年の初練習はバッハ 「シャコンヌ」、ヴィオッティ ヴァイオリン協奏曲第22番です。
バッハの「シャコンヌ」は「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」パルティータ第2番 BWV1004
全6曲中の5番目の曲、バッハの数多の曲の中でも有名な曲です。
無伴奏の曲はどれも難しいものですが、この曲は特に難易度が高く、
ヴァイオリニストのテクニックと表現力が問われます。
ひとりで演奏するのは無理でも、みんなで分担して演奏すれば大丈夫?と思いきや、
人数が多いぶん、逆に合わせるのが難しいことが分かりました。
ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲でソロを演奏するのは当団コンマスの大上氏です。
ソリストと毎回一緒に練習しながら曲を作り上げていくことできそうです。
ヴィオッティという作曲家、ヴァイオリンを弾く人以外には「誰それ?」と思われるかもしれません。
まずはお顔からです。
・・・現代でも居そうなお顔ですね。
モーツァルト、ベートーヴェンと同時代のイタリア人です。
ヴァイオリニストとしても活躍しました。
ヴァイオリンの最高峰、ストラディバリを少なくとも2台は持っていたそうです。
新年早々「ストラドは現代の楽器に劣る」なんて記事が出ていましたが、どう言われようと弦楽器奏者の憧れです。
歴史上有名な奏者が使っていた楽器という事実において現代の楽器は敵わないですね。
彼のヴァイオリンは「ヴィオッティ」と知られ所有者が代わり続け、
2005年スコットランド人の相続税の物納として競売にかけられました。
自国からの流出ぐべく英王立アカデミーが競り勝ち、現在はその博物館で見ることができます。
ヴィオッティ以来約200年間ほとんど演奏されていないそうですよ。
ほかのストラディヴァリはどこへ行ってしまったのでしょうね?
壊れずにどこかのお金持ちのお家で眠っているといいのですが。
みなさん、お家を探してみてくださいね。
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