2013年3月28日 白谷 隆先生
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ロッシーニ 「ウィリアム・テル」序曲
この日の白谷先生オリジナルの練習スケール、<基礎のススメ>のお題はベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」の Es-dur (変ホ長調)。
毎回配られる<基礎のススメ>
『ススメ』とカタカナで表記してありますが、
白谷先生の「基礎をしっかりやりましょうね」という「奨め」と
「もっと前進しろ!」の「進め!」のふたつの思いがくみ取れます。
先生の思いをぜひ曲に活かしていきたいです。
変ホ長調はベートーヴェンが交響曲第3番「英雄」をこの調で書いたことから、
「英雄の調」とも呼ばれているそうです。
イメージはオレンジ。
他にどんな曲がこの調で書かれているか調べてみました。
モーツァルト 「魔笛」序曲
チャイコフスキー 大序曲「1812年」
ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」
マーラー 交響曲第8番「千人の交響曲」
リヒャルト・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」
スーザ 「星条旗よ永遠なれ」
ざっと見ますと、華やかで勇ましく、豪華なイメージの曲が並んでいますね。
さすが「英雄の調」です。
変ホ長調は管楽器には演奏しやすく音が通るのですが、弦楽器にとっては悲しいぐらい響かない調なのです。
私(ヴァイオリン)の個人練習では、「鳴らない~~」と悶えながら、
先生の要求する「太い音」を鳴らそうと四苦八苦しています。
逆にそのバランスで、オーケストラに緊張感が生まれ、テンションの高い音響が生まれることが作曲家のねらいでもあるそうです。
さて、久しぶりの楽器ケースシリーズにいきます。
本日ご紹介するのはオーボエO嬢のケースカバーです。
でも、これはフルート用。
ポーターとコラボした商品です。
O嬢のコメントです。
「本当はちゃんとしたオーボエ用のケースカバーが欲しいんですけど、
オーボエ用はオシャレなものが少ないんですよね。
私は楽器感丸出しのケースカバーはあまり好きではないので、このような物を探しておりました。
ただしフルート用に作られたものなので、オーボエを入れるとユルいのが難点です。」
業者の皆様、オシャレなO嬢のために、ぜひ素敵なオーボエケースを作成してくださいませ。
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